ハネ釣りのターゲット

ハネというのは呼称であり、正式名称ではないことは理解していただいていますね。


出世魚であるスズキの若魚の呼び名で、
関西ではセイゴ、ハネ、スズキと呼び名が変わります。

なんcmまでが、セイゴでなんcmからスズキという定義もなく、
釣り人は自分が釣ったものは大きく言いたいので、30cm以上はハネと呼んいる人がおおいですね。

兵庫県の赤穂地区では、その年に生まれたセイゴ20cm程度のものを秋祭りの頃煮付けで好んで食べるようです。

一般には2年ものまでをセイゴ、3,4年ものをハネ、それ以上のものをスズキと呼びます。サイズ的には40cmまでがセイゴ、40から60までをハネ、60cmを超えるとスズキということで良いのではないでしょうか。


スズキは40cmくらいから産卵を始めると言われ、産卵期は11月から3月の間とされています。

卵は海藻などに産み付けるのでなく、浮遊性で卯化すると流れに乗りながらプランクトンを食べ、1cm位になると河口や沿岸に集まる習性があるようです。1年で20cmくらいに成長します。

10cmを超えるくらいから、ハゼの幼魚などを食べ始めます。川だとアユやウグイ、河川ではイソメに二枚貝、ボラの子、磯ではカニやエビ。沖ではキビナゴやイワシ、アジなど多様なエサを補食します。

ハネ(スズキ)を釣るにはその行動パターンを知ることですが、移動パターンはある程度決まっています。


夏は高水温を避けつつベイトの居場所を追いかける餌回遊、
冬は越冬と産卵のために湾岸へ出るのが基本です。

湾内と湾外との往復を繰り返す生活なので、
季節に応じたフィールドを選べばほぼ年間を通じて釣ることができるのです。
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